Six Strings Lovers

ギターやエフェクター・その他音楽機材について語ります。

【Ibanez】 TUBE SCREAMER のすすめ

【Ibanez】 TUBE SCREAMER のすすめ

 

発売以来、オーバードライブのド定番として君臨しているIbanez TUBE SCREAMERシリーズ。

 

最近、筆者も久しぶりにTS808の現行品を購入し、改めてその使いやすさ&音の良さに感動しました。

“そう。これで良いんだよな。”

と思える素直なオーバードライブです。

 

もちろんビンテージエフェクターも良いのですが、筆者の場合はギターはビンテージを使ったりもしますが、エフェクターに関してはライブハウスやスタジオに持ち歩くエフェクター達は、できるだけ現行品で音作りするようにしています。

なぜかというと、持ち運びなどのリスクを考えるとすぐに取り換えの効く現行品の方が気楽だからです。

もちろんビンテージのTUBE SCREAMERも素晴らしいのですが、今回は現行品にスポットを当てて紹介していきたいと思います。

 

 

 

"TS808"

 

 1979年にデビューしたTUBE SCREAMER初代機。今回、筆者が購入したのはこちらのリシュー。

ちなみに当時、Ibanezの母体である星野楽器からMaxonブランドでOD808というモデルが出ていますが、中身は同じと聞いています。

リシューモデルは最後期モデルの1981年モデルをリシューしているそうです。

実際使用してみると・・・

1,LEDランプが見にくい

2,キャラメルスイッチは踏むのにコツがいる

などの部分はありますが、そこはご愛嬌。

TS9と比べるとよりMIDが強い印象で粘りながらブースト&歪みを作る印象です。

TUBE SCREAMERを使っていると最終的にはこれに行き着くのかもしれません。

 

"TS9"

 

TS9も言わずもがな大定番のオーバードライブ。

1982年に登場しスティービー・レイボーンなどが愛用したことでも有名なペダルです。ちなみにレイボーンは2台のTS9を使用していたという記事をどこかで見た気がします。

TS808と比べると若干ブライトでザラついた音色だと思います。

 

ボクは初めてオーバードライブや歪みのペダルを買われる方にもオススメしています。

価格もこなれているし、何よりブースターとしても優秀で他のオーバードライブやディストーションを購入してペダルが増えていっても長くボードの中にいる可能性の高いペダルだからです。

 

"TS MINI" 

TS9の機能をそのままに現代のボードの小型化に合わせて作られたMINI。

価格も安いのでこちらもオススメ!

やはり、そのままダウンサイジングとは言われていますが若干、音が違うのは個体差なのか気のせいなのか・・・

 

"TS9DX"

 

 

1998年に登場したTS9に現代的な装備が付いたTS9DX(ターボ・チューブスクリーマー)」です。

歪みの質を変化させることのできる”プラスモード”、ローミッドをブーストする”ターボ”モード、そしてチューブスクリーマーの命とも言えるミドルをさらに強調する”ホット”モード、という3つのモード切替スイッチを追加し、単にブースターとしてのみでなく、歪みペダルの一つとしてサウンドメイクの幅を広げることが可能となっています。

 

"TS808HW" 

 

2008年登場、TS808のオリジナルを完全ハンドワイヤードで結線し作り出された逸品。

深いグリーンカラー、亜鉛ダイキャストの頑強なボディに、選び抜かれた線材や内部パーツを採用。線材をポイントtoポイントで結線し信号伝送のロスを極限まで排除、音やせが少なく抜けの良いサウンドを実現した至高のオーバードライブ・ペダルとなっています。

それなりの値段となっているので、悩むところではあります。

 

"TS808DX" 

 

2014年登場、通常のTS808に20dbのブースト回路が併設された仕様のデラックス版。単体の歪みとしては物足りないTSの弱点を補っており、現代風に一台のペダルでも相応のゲインが得られるようになっています。ブースト回路は単なる付属品とは思えないクオリティで、レンジが広く、オリジナルの音色を損なわない優秀なもの。オーバードライブの前段か後段のどちらに挟むかを選択でき、単体でも使用可能です。

 

"NU TUBESCREAMER" 

 

 

 

2018年3月に登場した「NU TUBESCREAMER」は、KORGとノリタケ伊勢電子の共同開発によって生まれた新世代の真空管「Nutube」を搭載した最新のチューブスクリーマー。Nutubeは従来の真空管に比べ大幅な省電力化/小型化/品質向上を実現し、リアルな真空管サウンドを実現したというもので、よりニュアンス豊富なサウンドを実現したモデルとなっています。

内部でオーバードライブとクリーン(原音)を混ぜて出力するという回路構成で、このバランスを調節できるMIXツマミを新たに搭載。18Vアダプターに対応するなど、さらに進化を遂げたチューブスクリーマーです。

 

 

 

いかがだったでしょうか?

個人的には最初に買うならTS9。またはTS808をお勧めします。

ボク的には歪みの質としては、TS808が好みです。

ずっと定番なことはあるペダルですよ!!

 


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