Six Strings Lovers

ギターやエフェクター・その他音楽機材について語ります。

【BOSS】 GT-1 マルチエフェクター

BOSSGT-1 マルチエフェクター

 

"GT"の冠は伊達じゃない???

発売から少し時間が経ちましたが、今回はBOSS GT-1のご紹介です。

コンパクトで携帯性がウリのマルチエフェクターですね。型番にはBOSSマルチエフェクターフラッグシップシリーズにつけられる「GT」がついているとおり、GT-100やGT-001と同じサウンドクオリティ。つまりBOSSマルチ最高峰のクオリティとなっています。


BOSSのGTシリーズは、1996年にGT-5が発売されて以来、99年にGT-3、2001年にGT-6、2004年にGT-8、2005年にはラックのGT-Pro、2008年にGT-10、2012年にGT-100を発売、2014年にデスクトップタイプのGT-001を発売しています。GT-ProとGT-001以外はフロアマウントマルチですが、どれも大型のスタイルでした。


それに対して、GT-1はフットスイッチ3つとエクスプレッションペダルのみのコンパクトな仕様。これまでならMEシリーズと比較しても小さいサイズです。
このコンパクトなボディですが、エフェクトは108種類、メモリーは99ユーザープリセットと99ファクトリープリセットを内蔵し、32秒までのフレーズループも搭載します。

 

拡張性と使い勝手

入出力端子はインプット、AUX IN、ヘッドフォンアウト、ステレオアウト、およびリモートスイッチ端子。外部スイッチはFS-7などのラッチ/アンラッチスイッチを2つまで接続できるTRS(ステレオ)端子となっていて、ここには本体のエクスプレッションペダルに加え、2つ目のエクスプレッションペダルを接続することもできます。この外部コントロールにはさまざまなパラメータを割り当てることができます。

もちろん今時なのでUSB端子もあります。

さらに電池での駆動もできるので野外などで使用することも可能です。

 

実際に買ってみてのインプレ

 

先日、実機を手に入れました。

 

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 少々、プラスティック感が強く頼りなく感じますがそこは価格からすると相応かと。

ちょっと独特なフットスイッチの感覚なので頼りなく感じる時もありますが、慣れれば問題ない気がします。

 

軽く音も作ってみましたが、非常に直感的に操作できるのでマルチ初心者のボクでも一応、操作できます。

ただ、これはしょうがない部分だと思うのですが液晶が小さいので、いろいろな表示が略語になっています。この部分は初心者にはちょっとわかりにくいかも。

また取扱説明書は付いてはいますが、非常に簡単なものでちょっとこれだけ読んで使いこなすのは無理だと思います。

実際ので音ですが、やはりマルチエフェクターなのでいわゆる“デジタルくささ”は否めないです。しかし設定を煮詰めていけば改善の余地ありという感じではあると思います。

プリセットに入っている音は実戦では正直、使いたくないものが多いですね。

なんか極端にエフェクトがかかった音ばかりなんです。

“ここまでエグい音出ますよ!!”的な。

たださすがBOSS。一つ一つのエフェクト自体はコンパクトシリーズの音をうまく再現していっていると思います。

ボクの場合はこれ一台で完結というよりは、好みの歪みコンパクト+GT-1という方向でこれから音作りしようと思っています。

あとはこれもあちこちで言われているパッチ切り替え時の音切れ問題。

実際、使用すると確かにします。曲にもよりますが実際、曲の中でパッチを切り替えるのは結構、神経使うかも。

ここら辺は使い方次第です。

 

 

総括

実勢価格2万円前後でこのクォリティのマルチが買えるようになったというのは良い時代になったもんです。

決して内容的には入門機という事もないと思います。いろんなエフェクターをこれ一台で試せるというところにも価値がありますし、オーディオインターフェイスにもなるし。

またループが使用できるので、練習のお供にも良いと思います。

あとはこの操作性にアレルギーを起こさずいじり倒せるかだと思いますね!!

まだまだボクもいじり始めですので、もう少しいじったら実際の使い勝手などもう少し詳しくインプレしたいと思います!!

 

 

 


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