【LINE6】DL4 Delay Modeler
【LINE6】DL4 Delay Modeler
LINE6 DL4は昔ながらのテープエコー、アナログディレイからデジタルディレイをモデリングしプラスαで16種類のディレイ効果を持つデジタルディレイです。
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ご存知かと思いますが、ディレイは音を遅らせて発音されるやまびこのような効果を得られるエフェクターです。
主なパラメーターは
LEVEL=やまびこの音量
DELAY TIME=原音を出してからやまびこが聞こえるまでの時間
FEED BACK=やまびこの回数で、この3種を基本にして音を作っていきます。
MIX、DELAY TIME、REPEATSというノブです。
左端にあるノブで15種+1からディレイのモデルを選び(ノブにはクリック感があります)、上述の3種のパラメーターに加えTWEAK、TWEEZ(このノブは選択したディレイモデルにより働きが違います)で音を作ります。
15種類のうち非常に個人的に欲しい音をいくつか紹介したいと思います。
TUBE ECHO
マエストロEP-1のモデリング。Echoplex社の最初の製品。
いわゆるテープ式のエコーのモデリングです。テープ式のエコー独特のヨレた感じやテープが伸びてきた感じが再現できます。
Dynamic Delay
tc electronicsの2290のモデリングです。弾いている間はディレイ音が抑えられてるけど、原音の信号がなくなるにつれて、ディレイ音が大きくなってきます。
Auto-Volume Echo
LINE6のオリジナルディレイで、バイオリン奏法っぽくなるディレイ。
Stereo Delay
ディレイ音に深い深いフェイザーがかかるエフェクト。
各モードの音はこちらで確認できます。
結構、いろんなギタリストの足元にある製品なので紹介してみました。
個人的にはTUBE ECHOがオススメです。
デメリットといえば非常に筐体がデカイということです。重量もなかなかあります。
専用のアダプターもなかなかのゴツさですので、本機の導入を決意した時点で1ランク上の大きさのエフェクターボードの用意が必要かもしれません。