【ZOOM】AC-3 Acoustic Creator
今回は【ZOOM】AC-3 Acoustic Creatorの紹介です。
アコースティックギターを弾く時にボクの思う“少し欲しい”ところが一台で賄える商品だと思います。
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- ボディ鳴りを再現するアコースティック・リモデリング機能
- 使用するギターに応じた16種類のソースギター・プリセット
- 特定モデル固有の響きを再現する15種類のターゲットギター・プリセット(Gibson J-45、Gibson Hummingbird、Gibson Dove、Guild F-55、Gibson SJ-200、Martin 00-18、Martin 00-21、Gibson LG-2、Martin 000-18、Martin 000-28、Martin OM-18、Martin OM-28、Martin D-45、Martin D-18、Martin D-28)
- 音の粒立ちを揃えるコンプレッサー機能
- エフェクト音のミックスレベルを調節できる、9種類のアコースティック楽器用エフェクト(CHORUS 1、CHORUS 2、TAPE ECHO、ANALOG DELAY、DELAY、HALL REVERB、MOD REVERB、TREMOLO、PAD)
- DIとして機能する、ステレオ出力が可能なXLRバランスアウト
- VOLUMEノブひとつで、入力ゲインと出力レベルを同時調節(特許出願中)
- ピエゾ/マグネティック両対応のピックアップ切替スイッチ
- ライブユースに適したアナログ感覚のシンプルな操作性
- 環境に応じたトーン調整が行える3バンド・イコライザ
- S/N比120dB /ノイズフロア -100dBuの超低ノイズ設計
- ハウリングを効果的に除去するアンチフィードバック機能
- 奏法の違いによる音量差を補正するクリーンブースト機能
- 高輝度LEDを採用したクロマチックチューナー
- ステレオアウト&ヘッドフォン端子
- 単3アルカリ電池2本で、連続約3時間のバッテリー動作
- 将来のファームウェアアップデートが可能なUSBポート
- DC9V出力のACアダプタ(AD-16)付属
アコースティック専用のプリアンプに音の粒だちを整えるコンプレッサーと、空間系エフェクトが9種類入っています。
ここがキモで、ライン出力する会場などではやはり手元・足元で音のコントロールがあまり効かず、物足りない音になるケースが往々にしてあります。
これ一台で自分の手元でコントロールできるのでは非常にありがたいです。
ちょうどコンパクトエフェクターでアコースティック用のボードを組もうかと、思っていたのでAC-3は価格的にも十分選択肢に入りますね。
ウッドな外観も良いです!
あと注目は“アコースティック リモデリング機能”です。
さらに『AC-3』では、アコースティックギターの代表的モデルの響きをサンプリングした15種類のターゲットギター・プリセット(※)が用意され、各モデルの音響特性をより鮮明に再現することができます。例えば、Martin D-18をお使いの場合は、ソースギターで「Dreadnought」を選び、さらにターゲットギターを「D-Eighteen」に設定すれば、Martin D-18ならではの明るい歯切れのいい音色を再現。Gibson Hummingbirdをお使いの場合は、ソースで「Square Shoulder」を、ターゲットで「Humming Bird」を選択することで、ハニートーンと称される優しく繊細な響きが蘇ります。
ピエゾピックアップで失われる生ギター感を、機種を選択するだけでリモデリングしてボディの材質、形状、構造によって異なるアコースティック楽器の美しく豊かな響きを再現します。
これ考えた人、すごいと思います!
ちょっと“ニャッ”としてしまいました。(笑)
ZOOMのマルチエフェクターも以前から思っていましたが、この辺の商品づくりの発想とモデリング技術ってすごいですよね!!
さらに2系統の出力ができるので、一つはアンプ、もう一つはラインなんてこともできます。
USBポートもあるので自宅での、アコースティックのレコーディングにも非常に良いと思います。
いや〜かなり欲しいです。
ちなみに機能は限定されますが、似たようなZOOMの製品でAC-2というのもあります。
機能の比較表です。
AC-3の方がコンプレッサーがあることと、ステレオ出力できるところが決定的に違います。
AC-3の方がイイなぁ〜。
まとめ
アコースティックは、たまにやるよ〜なんて方にも良い製品なんじゃないでしょうか?
個人的にはバンド活動が主でアコースティックは活動において“サブ”なので、なかなかあまり凝った機材にはお金がかけられません。
AC-3はこれ一台でソコソコ済む感じなので非常に良いと思います。
USBポートで拡張性もありそうなので、長く楽しめるんじゃないでしょうか?