アンプのセッティングの最短コース
皆様、アンプのセッティングはどのように行なっているでしょうか?
ライブハウスのアンプなどは、もちろん会場によって違うアンプがあるわけで同じMarshallのアンプでも品番や状態によって全くといって良い程、出音が違いますしもちろん会場の広さ・アンプと立ち位置との距離でも聞こえ方は違ってきます。
また、初めて出演するライブハウスなどでは当然触ったことも無いアンプをリハの短時間でセッティングしないといけません。
正解はわかりませんが、ボクのアンプをセッティングする際の順番を書いてみようと思います。
もしかしたら、“こっちの方がいいよ!?”なんてのもあるかと思いますが、お手柔らかに…
1. Bass,Mid,Toneは一旦、10に設定
アンプによって名称は違いますが、大きく分けてBass,Mid,Highの3要素だと思います。これをボクの場合は一旦、フルテンにします。
2. 要らない要素の音域を削る。
例えば、Highが強いなと思ったらHighを削り、Midが強いなと思ったらMidを削ります。
つまり足し算ではなく、引き算で音作りをします。
アンプの能力の最大はつまみ10です。引き算でバランスを整えた方が整える方向が一方通行になるので迷いにくいです。
3. 全体のボリュームを決める。
マスターボリュームとGeinのツマミで全体のボリュームを決めます。これはアンプで作りたい分の歪み量をGeinで作ってからマスターボリュームで、全体の音量を決めます。
4. エフェクターが効いた時の音量を決める。
ここまで出来たら、各エフェクターのエフェクト時の音量をそれぞれ決めていきます。
ボクは基本、エフェクトON時に気持ち音が持ち上がるところに設定しています。
いかがでしょうか?
経験上、良く使うアンプだと“多分、この辺だな”というのはあるかと思いますが、初めてさわるアンプなどの場合は参考になるのでは無いでしょうか?
もちろん、ジャンルやギターによってもいろいろだとは思いますので参考程度によろしくお願いします。